2010年7月18日日曜日

先週の参院選の結果について

先週の参院選から1週間が経った。

今回の参院選では、菅民主が支持率が高いうちに選挙に突入したかったために、ネットでの選挙活動を許可する法案が通らなかったことから、一番肝心な最後の時期の応援を、ブログやツイッターで行うことが出来なかったのは残念だったが、次回の衆院選では、それもクリアーされていることだろう。

菅民主党、与党の敗北。
正確に言うと、菅首相が運転手を務める、国民が望んでもいない国家社会主義行きの電車への乗車を、国民が拒否したということである。

菅ガンス首相は、消費税増税を持ち出してきたことが敗因と考えているかもしれないが(民主党内では、少なくとも、それに加え、首相の「ブレ」が原因と見ているようだが)、であれば、同率の増税を先に掲げていた自民党が勝つわけがない。

つまり、消費税は、議論の俎上にあったわけではなかったのだ。

国民が、菅民主にNOを突きつけたのは、あくまで、「どうやらこの政権に乗っかると、危険である」と感づき、保守への回帰があったことを意味していると言ってよいだろう。

昨年の衆院選で、民主党が政権を取れば、民主党の性格に起因する様々な分野における国難が勃発する、と警告を発し続けてきたのが、幸福実現党であった。

国難第一弾として現れたのが、国防におけるクライシス。
文字通りのハト派、というより、日本にとっては「雁(癌)」であった鳩山前首相の迷走・迷走・迷走により、国とアメリカを振り回し、最後にようやく、元の鞘に収まった。
しかし、見識無き者がさすらい続け、保守が持つ高度な政治的結論と同じ結論に至るまで迷走した責任を問われて、第一弾の防衛における国難は回避された。

そして、今回の国難第2弾は、この国を国家社会主義にもっていこうとする、その、指導者にあるまじき売国行為に対し、菅ガンスの正体(本心)を全て明らかにし、国家社会主義の哀れな結末を示し、警告を発し続けて、その動きを封じることに成功した。

この死に体の政権も、そう長くは続かないだろう。
ハイエナ的なマスコミが、既にその菅民主の出血の臭いを嗅ぎつけ、弱々しく立っているのを視認したからだ。
膝を地に着けたが最後、一斉に襲い掛かって、後に残るのは屍だろう。

今回、選挙前の最後に書いたのは、「人権擁護法案」絡みの警告であった。
そして、それと同じく警告の矛先を向けたのが、法務大臣 千葉景子に対してであった。
その千葉景子が落選した。
どういう力学で落ちたのかは、情報を入手していないが、この結果は、この日本という国が自民党から一旦左の極に振れ、すぐに保守に戻ってくる兆を感じさせてくれるものであったが故に、非常に望ましい兆候である。

もっとも、大臣になるには通常、〝身体検査〟が行われるのに、自民党時代、爪の先に汚れがある程度で、バッシングを受けて抹殺された大臣が居た中で、千葉法相の場合、堂々と拳銃を腰に着け、スネに傷があるにも関わらず、金属探知機の横から素通りしてパスしていた事実こそが断じて許されるべきではないことである。

文民統制と言うが、自衛隊出身の、極めて正当な判断を行う〝武官〟より、革マルで火炎瓶を警官に投げ付け、実際に殺したことがある超・超過激分子の〝文官〟とどっちが危険か、容易に判定できるであろう。

そういう意味では、国旗国家法案に反対していたような種類の人物の場合、大臣になるときには、「日本国のために身命を賭します」、という誓約書を天皇に対して、提出することを、少なくとも義務付けて欲しいものだ。
天皇だって、国家反逆分子を大臣になんて任命したくはなかろうからだ。

幸福実現党は、自身の議席という意味では結果を出せなかったように見えるだろうが、上記のような国難を、現在第2幕まで回避させてきた。

このブログも、次の衆院選が決定した段階で、また再開することとします!

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