2010年5月21日金曜日

若者よ、眠ってはならない!

できもしないことを、口先だけでうまくやろうとする人のことを、「口舌の徒」と言います。
沖縄普天間基地移転問題の解決は、5月末と公言した鳩山首相そして政府が、この期限に対して、どう動き、どう責任を取るか。
またまた、口舌の徒としての評価を固めてしまうのか。

ところで、先月、左翼・平和ボケ首相の日米同盟に関してのコメントに、「抑止力」という言葉が初めて出てきたのを皆さん記憶されていることだろう。
これまでの言動から推察するに、この人は、日米同盟がどういう役割を担ってきたのか、ということを本当に知らなかったと思われるのである。

自民党にも属したことがありながら、そして、政権を奪取したいと散々のたまって手にした代表でありながら、何と8ヶ月も経過してから、日米同盟の最も大きな役割の一つである「抑止力」について気がついた(つかされた?)というのであれば、唖然を通り越して、絶句する以外にない。
もういつまでも、こうした弊害だらけの与党・首相に居座ってもらっては困る。

この夏に、参議院議員選挙があります。
その時に、この日本を護る日米同盟がどういうことになっているかは、分かりません。
しかし、政治家として、国民の生命・安全・財産を護るという、「いろは」の「い」さえ知らない首相や政党を、このままにしておくことは断じてできない。
その国民に与えられた意思表示が、国政選挙です。

特に、20代、30代の若者に対して申し上げたい。
あなた方は、自分の1票など、取るに足らず、自分の1票なんて影響ないから、投票なんて行かないなんて思ってはいませんか?

実は、それが許されたのは、保守政権であった自民党時代(自民党を全て肯定する訳ではありませんが)で終わっているんです。
この今の民主党政権でそれをやると、自分の未来を自分で抹殺するのと同じ意味になってしまうんです。
それは、この国自体を護ることができない、という意味以外に、その他の民主党のマニフェストにある経済・税金等の政策についても、あまりにひどすぎるからなんです。

簡単に言うと、大きな政府は重税国家となり、早晩破綻し滅びる運命にあるんです。これは歴史の鉄則なんです。
今の民主党は、単なるポピュリズムを通り越し、明らかに「大きな政府」を目指しています。
大きな政府は、必ず重税を課し、人の働く意欲をとことん殺いでいきます。
賢い人は、国外に脱出するでしょう。
そして、最後には、税金が入ってこない国家は破綻するしかないんです。その道を選択した民主党が舵を取り、着々とその方向に、現に今、進みつつあるのです。

また、この道は、同時に人間の健全な精神を腐らせる道でもあります。
サッチャーやレーガンが成功したのは、簡単に言うならば、セルフヘルプと小さな政府です。(もちろん、それ以外もありますが)
日本も、明治期に健全な発展が出来たのは、セルフヘルプの精神があったからです。
『西国立志編』、『学問のすすめ』の2冊がベストセラーになる国民の意識がそうさせたのです。
西国立志編は、ご存知のように、サミュエル・スマイルズというイギリス人が書いた本で、これをイギリスに留学した中村正直(今の東大始まって以来の天才と言われた)が翻訳して、日本人は手本としました。

しかし、今の民主党と同じ発想の労働党がイギリスで君臨すると、後に「イギリス病」と言われる、自助努力の尊い精神を腐らせ、国にたかるような吸血鬼のような怠け者人間を多数輩出して、国家が破綻し掛け、そこにスマイルズの精神を持ったマーガレット・サッチャーが登場し、イギリスは救われました。
こうした手本が、歴史として他国にあるんです。

だから、若者よ、眠ってはならない。
あなたの1票は、あなたの友達たちの1票と重なり合い、固まりとなって、国を動かすことが実はできるんです。
既に決まってなどいないんです。

どうか、自分達の未来のために、その持てる1票を放棄したり、国を崩壊させる民主党に投じてはなりません。

私が見る限り、①高い志、②保守本流、③小さな政府(セルフヘルプ)、④未来を開く成長戦略と、ここまで挙げただけで、この国の未来を託せるのは、ただ1党のみ、「幸福実現党」だけです。

もちろん、宗教政党であるとか、立党して1年しか経っていないから良く分からないとか、色んな心配はあるでしょう。

しかし、最善の選択でなくてもいいんです。最悪を防ぐ選択であっても。
上に掲げた4つの基準で、②で民主党は落ちます。③で自民党は落ちます。
そして、その他諸派は、④で落ちてしまうことになるんです。これらの政党には明確な、日本を導く成長戦略がないんです。 

ですから、答えは、最悪を防ぐ方法で絞っても同じことになるんです。

どうか、若者よ、眠ってはならない。そして、自分達の未来を輝かしいものにするために、「幸福実現党」という新しい未来を選択し、友人に伝えていって欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿