2010年5月30日日曜日

最後の冷戦を終結させたい!

韓国の哨戒艦沈没事件などの協議のために韓国の済州島で開かれた日中韓首脳会談は、本日、閉幕した。やっぱりという結末で。

北朝鮮に対する態度が強硬派の韓国と、北朝鮮への制裁に対しては、〝必ず〟擁護する中国との間にあって、沖縄米軍の「抑止力」に気づかせてもらった鳩山首相が、日本の立場を、中国寄りでなく、韓国に与したことが、まあ平和ボケ首相にしては、少々ましになったところはあったが、いかんせん、北朝鮮を〝放置〟することには変わらない。

韓国のイミョンバク大統領は、この沈没事件を「国連安全保障理事会」に提起する意向だそうだ。
中国が常任理事国となっている安保理に、である。

この図式ってどこかで見たことあるなあ。
そう、時代劇の典型的なあのパターンである。
悪代官(中国)とつるんでいる越後屋(北朝鮮)から、でっちあげや商売の邪魔や時には命を狙われる善人の町民が、〝お代官様〟にどんなに訴えても、むしろ逆に罰を喰らったりする、あのパターンである。

北朝鮮の核開発問題における六カ国協議にしても、いつも「反対~慎重」の姿勢の中国。
安保理に提起しても同様。
中朝友好協力相互援助条約の存在もそうだし、何より、北朝鮮が崩壊すると、最も困る中国が北朝鮮包囲網に賛成なんかする訳ない。

北朝鮮が崩壊すると、東ドイツみたいに西側の仲間入りすることとなり、朝鮮半島は韓国が統合することになるため、共産主義国の歯止めという意味もあろうし、何より、隣国で民主化されたことを知った中国の人民から、民主化の動きが出たら困るというのが中国の本音だろう。

そんな中国の立場なんて分かっている筈だ。
いつも中国を入れて交渉しているが、解決したくないとしか思えない。

以前、安倍内閣のときにも、北朝鮮に対し、厳しい制裁を行ったときがあった。
やろうと思えば出来るのである。

問題は中国である。
日本が中国に対し、北朝鮮の庇護はもとより、自国の軍事費の伸び率・金額の異常性を気概を持って指摘・牽制し、他国に食指を伸ばそうとする邪なる心を抱かないように交渉するのも、大事な大事な政府の仕事である。
そのために必要となるのが、他ならぬ軍事力である。

中国が民主化すれば、この東アジアの地には平和が訪れます。
周辺国に平穏・平和が訪れるだけでなく、当の中国の人々にとって、言論の自由がある平和な国が現出します。

この、米ソ時代から形を変えて現在まだ残っている西側諸国と中国との冷戦を、早く終結・終了させたい。

いざ、この国をリードしている党や人物を見てみると、中国べったりの小沢幹事長、そして、中国にモノ申すどころか、中国からのいちゃもんに対して、騒ぎ立てて謝る輩の多すぎる民主党。

東アジアの平和を願うなら、早く、民主党から、この国の舵を取り返すべきだ。
自民党へのお灸をすえるつもりで、ちょっとやらしてみただけ、という何とも無責任な国民からの支持も少なくないはずだからだ。

ちょっとやらしてみたら、というのであれば、国防も経済も教育も、智慧に裏打ちされた幸福実現党に委ねてみてはどうか。
少なくとも、他の政党とまったく違うのは、志の高さと気概と見識と日本を立派にリードできる未来図&政策、そして何より利害団体の利益のために動いたりするようなことが皆無だ、ということである。

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