2010年6月1日火曜日

国乱れて忠臣現る

この国の漂流は今日もまだ続いている・・・

鳩山首相の神経って一体どうなっているのだろう?
そう思う人も少なくないと思う。

ロッキード事件の国会証人喚問で、陳述書への署名の際、手が震えて書けなかった人がいた。
面の厚い国会議員と違い、民間人だったからというのも大きな違いはあるだろうし、別にやましいことがあったからとか言うつもりはないが、多分、全国民の視線が集中した〝事件〟の証人となるのは、それほどの緊張が走るものなのだろう。

ところが、この国のトップに鎮座まします、首相殿においては、沖縄県民、全国知事会、全国民からの大ブーイングを正面切って喰らっても、なお、へっちゃらなのである。

さすが宇宙人、金銭感覚が貴族的であるというレベルを超えて、人間らしい感覚すらないのであろう。
そう、本来なら、「信なくば立たず」というのが、議員たるものの弁えである(べきである)。

今日、首相のさすがの〝馬脚〟に対して、小沢一郎、輿石東の三者で、首相を続投させるか否かの協議がなされたとのことである。
世の中広しと言えど、この三者ほど、この「信なくば」の精神に真逆の存在もないだろう。
天と地がまさにひっくり返っている。

暗黒の闇将軍同士が、この国のリーダーを見定めているなんて、民主主義の最後の働きであった、最悪を防ぐという防波堤がまさに決壊してしまったことを意味している。

今、こうして国が乱れるような状況がどんどん分かるにつれ、民主党なるものが、いかにいい加減な人間の集まりであるかが、ようやく国民の間にも浸透してきた。
だいぶ遅いとは思うが、それでも、国民に真実の姿が知らされることは非常に良いことだ。

民主党なるものは、単なる批判しかできない左翼の空想家の集まりであり、いざ政権を与えられたら、やることなすこと、そのほとんど全部と言っていいほど、本来やらなければならないことの「真逆」であり、自身だけが、その立ち位置に気が付いていないという、何とも荷やっかいな面々の集まりであることが、これからも判明していくだろう。

なぜか?
それは、国が乱れると忠臣が現れるからであり、平時には、それが諺の本来の意味どおり、中々分からないからである。

そして、現われたる忠臣が、見識を持ち、勇気を持ち、堂々と正しいことを述べ、行動するから、余計にそれが浮き出てしまうのである。

民主党を3つのテーマで簡単に評価すると、国防⇒語る資格なし。国民の生命より珊瑚が大事な環境保護論者。経済⇒バラマキだけで未来への成長戦略なし。行く末は、重税国家から破綻への道近し。教育⇒輿石暗黒将軍が率いる日教組の復活で、子供が人格レベルで汚染され、学校ではいじめが公然と行われ、学力低下による国際競争力もなくなる。

片や、忠臣として現れた、幸福実現党の政策を同様に評価すると、全部、民主党と真逆である。

この、一旦、左の極に振れた振り子が、元に戻るとき、幸福実現党が世論からの支持を受け止める受け皿となることが、この乱れた国情が終結する唯一つの道であると確信してやまない。

0 件のコメント:

コメントを投稿